魔女と傭兵(1) (マガジンポケットコミックス)
内容紹介
死闘の果て、二人が選んだのは「異大陸」への片道切符
世界から「最凶」と恐れられ、常に討伐の対象となってきた魔女・シアーシャ。彼女を仕留めるべく差し向けられたのは、"双刃(そうじん)の傭兵"の異名を持つ凄腕・ジグでした。
しかし、死闘の果てにジグが目にしたのは、伝説の怪物ではなく、ただ「平穏」を渇望する一人の少女の素顔。シアーシャは、自分を殺しに来たはずのジグに、自らの護衛を依頼します。
二人が向かったのは、海を隔てた未知の異大陸。そこは、故郷とは異なる独自の魔術体系や凶悪な魔獣が跋扈する、文字通りの「新世界」でした。孤独な魔女と、金で動くはずの傭兵。利害の一致から始まった二人の旅路は、世界の常識を塗り替えていく——。
本物の傭兵・ジグの格好良さ
主人公のジグは、魔法のような奇跡に頼らず、長年の経験と研鑽された剣技、そして冷静な状況判断で窮地を脱する「プロ」の戦士です。彼の無骨ながらも一本筋の通った生き様は、最近のファンタジー作品にはない渋い魅力を放っています。
不器用な二人の距離感
追われる身の魔女と、彼女を護る傭兵。最初はビジネスライクな関係だった二人が、異大陸での過酷な冒険を通じて少しずつ信頼を築いていく過程が丁寧に描かれています。言葉少ななやり取りの中に宿る、静かな熱量が読者の心を掴みます。
「異世界転生」ものとはまた違う、「未知の土地を開拓していく」という純粋な冒険の楽しさが詰まっています。シアーシャの強大すぎる魔力と、それを支えるジグの盤石な技術。この「最強コンビ」が、異大陸の理不尽なルールをどう突破していくのか。二人の関係になにか進展や変化があるのか。今後の展開が気になります。