アルスラーン戦記(2) (週刊少年マガジンコミックス)

アルスラーン戦記(2) (週刊少年マガジンコミックス)のカバー画像 発売日: 2014年5月9日 著者: 田中芳樹荒川弘 出版社: 講談社

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内容紹介

失われた王都。孤高の天才軍師。

不敗のパルス軍が壊滅し、王都エクバターナはルシタニアの軍靴に踏みにじられます。逃亡の身となった王子アルスラーンと騎士ダリューンが頼ったのは、かつて宮廷を追われた稀代の天才軍師・ナルサスでした。

政治を嫌い、隠遁生活を送るナルサスは、王子の誘いを一度は冷徹に拒絶します。しかし、アルスラーンが提示した「ある奇妙な報酬」が、天才の心を動かしました。

一方、陥落した王都では、炎を恐れる謎の「銀仮面」や、己の信念を貫く楽士ギーブが暗躍。さらにルシタニアの騎士エステルも再登場し、運命の糸は複雑に絡み合っていきます。

アルスラーンの「殺し文句」と衝撃の画力

権力や富ではなく、ナルサスを芸術(?)で報いようとするアルスラーン。この天然かつ鋭い交渉術がナルサスを落とすシーンは、本作屈指の名場面。ただし、周囲を白目にさせるナルサスの「独創すぎる絵」の腕前と、それに対するダリューンの困惑顔には、思わず吹き出してしまいます。

銀仮面の卿(ヒルメス)と、パルスの闇

圧倒的な剣技を見せる「銀仮面」の登場。パルス王族に執着し、炎に激しく動揺する彼の正体とは? 単なる異教徒との戦争ではない、パルス王朝が抱える「血の秘密」というミステリー要素が、物語の緊張感を高めます。

楽士ギーブの矜持とシャプールの最期

飄々としながらも、拷問を受ける将軍シャプールを弓で救う(介錯する)ギーブ。このシーンは、戦士としての慈悲と、彼の計り知れない実力を物語っています。


アルスラーンが持つ「人を惹きつける力」の特異さが際立ちます。 ナルサスのような偏屈な天才を動かしたのは、理屈ではなく王子の純粋すぎる提案でした。 臣下たちにとっては地獄のような、しかしナルサスにとっては最高の報酬を真面目に提案してしまう。 この天然の器こそが、最強の武(ダリューン)と知(ナルサス)を束ねる資質なのでしょう。

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