あえじゅま様の学校 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
内容紹介
舞台は、外界から隔絶された「村」。 ここへ理由もわからず誘拐されてきた人々を待っているのは、逃げ場のない「学校」での生活でした。
理不尽と異形が同居する、狂気の「再教育」
各地から誘拐され、とある「村」に集められた男女。年齢も性別もバラバラな彼らに課せられたのは、あろうことか「再び学生生活を送ること」でした。
しかし、その平穏を装った教室には、明らかに人間ではない異質な存在――「あえじゅま様」がクラスメイトとして平然と紛れ込んでいます。
圧倒的な「違和感」が生むサスペンス
普通の人間の中に、一人だけ「バケモノ」が混じって授業を受けている。このシュールでありながら生理的な嫌悪感を抱かせるビジュアルが圧巻です。あえじゅま様が何者なのか、なぜ自分たちが選ばれたのかという謎が、物語を強力に牽引しています。
老若男女が「生徒」にされる異常性
若者だけでなく、おじさんおばさんも含めた「生徒」が等しく学生服を着せられ、学校生活を強制される絵面の不気味さ。鈴丸先生の美麗なタッチで描かれるからこそ、その「ちぐはぐさ」が際立ち、閉鎖的な村の狂気がより生々しく伝わってきます。
ブラックジョークの皮を被った絶望
一見するとコミカル、あるいは不条理なギャグのようにも見えますが、その根底には「誘拐・監禁」という絶対的な暴力があります。あえじゅま様の機嫌一つで日常が崩壊しかねない緊張感が、常に物語の底を流れています。